福岡市/月極駐車場｜管理人503

タイヤ交換をする時は、トルクレンチでボルトを

締め付けます。

今回は、トルクレンチの使い方のお話です。

車が稀にパンクする事があります。交通事故でウィンカーやライトが破損した現場を先日通行しましたが、道路って意外とそういった現場に遭遇し、破片を踏む事があります。


また、ＦＦ方式の車などは、タイヤを新品に交換しますと、ある程度走行した時に、前のタイヤと後ろのタイヤを入れ替える、タイヤローテーションをしないといけません。


自分で駐車場内で行う場合、タイヤを取り付ける際に、規定のトルクで締め付けないといけないのですが、力いっぱい締め付ける人が多くて、走行中にボルトが折れてしまい事故に遭う人がいらっしゃいます。


よく整備工場でやってもらえば安心とか考える人がいらっしゃいますが、整備工場で働いている人は１日に何回もボルトを締めるわけで、面倒くさいので機械で一気に締め付けるので、トルク値を規定よりも強く締め付けているケースがあります。


車をきちんとした整備工場に出しますと、タイヤ４本を車から外して、リフトに載せてチェックして、最後にタイヤを元に戻します。


それで安心かなあ～と思って、車検の終わった後に、自分の持っている工具とかでタイヤを外そうとすると、もう外れないくらい強く締まっていたりするのです。


そのまま走行していると、運が悪ければ、高速道路でも走っている時にボルトが折れ、事故に遭ってしまうかもしれません。


トルクレンチというのは、数字のダイヤルを合わせてボルトを締める道具です。セットしたトルクに達すると、カクンと首を振りお知らせしてくれるのです。


一般の人が、ＤＩＹで車のエンジンオイル交換する時でも、ドレンボルトを締めたりする際に、「外れたら大変」　と考えてしまい、だいたい力一杯締め付ける傾向にあったりします。


エンジンの整備とかで、指定されたトルク値というのがそれぞれのボルトにあるのですが、ＤＩＹで締め付けすぎてしまうものなのです。


でも、トルクレンチって普段メンテナンスしないプロではない素人にとって、わかりにくい感じがあります。


トルクレンチの使い方、エマーソンＥＭ－２９の場合